ダチョウについて

ダチョウについて

ダチョウの特長


●どんな環境にも順応


 元来、四季の寒暖の差より
昼夜の温度差が大きいアフリカのサバンナ地域で生息する動物であるため北は北海道から南は沖縄まで全国で飼育されており、寒さにも暑さにも適応可能。また、多湿な地域や限られたスペース,、傾斜地でも飼育可能。


●飼料効率が高く粗食で育つ


 他の家畜に比べて餌からの
栄養摂取力が高い、ダチョウは鳥類では考えられないほど長い腸を備えていて、餌を食べてから排泄されるまで35時間くらいかけてゆっくりと完璧に消化する能力がある、そのため無臭とはいえないが、近隣に迷惑が及ぶ臭いはださなく、糞尿は比較的少ないうえハエが寄り付かない


●手間のかからない飼育

 前述したとおり糞尿が少ない点もあり他の家畜のように掃除の手間がかからない、
鳴き声も牛や豚や鶏のようには鳴かない、腹から喉に空気を吐き出すような音を出す時があるが、これもほとんど無いため近隣に迷惑がかかりにくい。また非常に人懐っこく好奇心旺盛


●高い繁殖能力

 牛や豚の哺乳類に比べて、ダチョウは卵生のため一年間に平均40個の卵を産む、つまり単純に計算すると年間40羽のダチョウが産まれることになる。(もちろんこれは受精卵の場合なので、すべて受精卵とは考えにくい。)



家畜としてのダチョウの魅力


●色々な副産物

 はもちろん、内臓は食肉、足の裏は熊の手と同様に中華料理に使用でき、骨はスープのダシになる、ダチョウの脂は良質のオイル、石鹸、爪や骨や卵の殻の装飾品、等々非常に利用価値の多い家畜であると言える。またこの特長を活かし観光資源として利用することで地域の雇用促進につながる。



●高い肉生産能力

 1ペアのダチョウと牛を比較した場合、多数の卵を産むことから
肉量で約5倍皮では約18倍の生産能力になる、また製品化までの期間が短く、濃厚飼料給餌量では同量の食肉を生産するのに牛の4分の1の飼料で生産できる。


●地域の未利用資源の有効利用

 飼料効率が高く粗食で育つダチョウは、牧草の利用だけでなく、山野草類や畑から出る野菜屑、食品工場からの製造副産物など、地域の未利用資源の利活用で飼育できる。また、どんな環境にも順応する特徴を活かして中山間地を始め耕作放棄地や減反による遊休農地などをダチョウの飼育場にしていくことで、過疎化が進む地域の活性につながると思われる。


●時代に合ったヘルシーミート

 肉は高たんぱく、低脂肪、低コレステロール、低カロリー、鉄分が多い。そのため成人病を気にする方、ダイエットを考えているが肉を食べたい方、貧血の予防、健康に気を配られる方等現代人の食品事情に最適な食材といえます。


●ダチョウの品種

 一般にダチョウはレッドネック系、ブルーネック系、そして家畜化を目的として品種改良されたアフリカンブラックがあります、現在日本で飼育されている多くが、このアフリカンブラックになり、アフリカンブラックは他の品種に比べて小型で、また早熟で産卵数が多い羽や皮革の品質も高くおとなしくて飼いやすいなどの特長もあります。